国民栄誉賞について思うこと

オリンピックで羽生結弦選手が2連覇をし、国民栄誉賞が検討されていると言うニュースが出ました。

一方で、96年アトランタ、2000年シドニー、2004年アテネと柔道60キロ級でオリンピック3連覇をした野村忠弘氏には国民栄誉賞は授与されていません。しかし、ロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得した山下泰裕氏には国民栄誉賞を授与されています。

また、シドニーオリンピックで女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子氏には国民栄誉賞を授与されているのに、アテネオリンピック女子マラソンで金メダルを獲得した野口みずき氏には国民栄誉賞は授与されていません。

国民栄誉賞は どういった経緯、どのような手続きで国民栄誉賞が決められるのかはわかりません。たとえば、柔道の基準は オリンピック以外の世界選手権での評価も含まれるのかもしれません。女子マラソンの高橋尚子氏の場合は日本の女子陸上界『初』のオリンピック金メダルだという、先駆的なイメージもあったのかもしれません。

そうなると、ベルリンオリンピックで女子200m平泳ぎで日本人女性初の金メダルを獲得した故前畑秀子氏についても国民栄誉賞を(たとえ没後受賞でも)授与すべきでは、とも考えてしまいます。(なお前畑秀子氏は紫綬褒章を受賞されています。)

さらに申し上げると日本人女性ではじめてオリンピック1大会で2つの金メダルをとったスピードスケートの高木菜那選手には国民栄誉賞を検討されないのか、とかも考えてしまいます。

結局のところ、その時々の国民と政治家の熱量によるところが大きいのでしょう。

熱量と言えば、以前、野村忠弘氏は、テレビ番組で「アテネオリンピックの男子60kg級で3連覇しても、マスコミは同じ日に競技していた女子48kgのヤワラちゃん(谷亮子氏)の2連覇のことを大きく取り上げて、自分の記事は小さかった。」と話されていました。
ちなみに その谷亮子氏もオリンピックで金メダル2連覇のあと、銀2個、銅1個の計5個の五輪メダルを獲得し、世界選手権でも7回優勝していますが、国民栄誉賞は授与されていません。

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